懐かしいアルバイト先を思い出すこと

高校生になって初めてアルバイトと言うものを経験した。

知らない人の前に出て働くことも緊張した。

やったことがないことをやることも、不安だった。

初めて使うレジ。大人になったような気がして嬉しかった。

使い慣れるまでは、ボールペンで書いて注文をとったが、<br />慣れてきたらハンディは楽で、格好良くてたまらなかった。

赤いほっぺをした私が働く姿。

一緒に働いていた店長や他のスタッフ。

両親はどんな気持ちで見守ってくれていたのだろう。

 

最近、その当時のことを考えることがある。

当時のアルバイト先は、今も変らず残っている。

色々と勉強をさせてもらった場所。

スタッフの方とは、いい関係で終わりを迎えたが、

社長とはどうしても合わなかった。

合わなかったと言っても、頻繁に会うわけでもなく、

仕事場に来ているわけではないので、毎日の苦痛はなかった。

時々来て、おかしなことを言い残して去って行くのが、

何だか嫌いだった。他のスタッフも嫌いだったらしい。

大人の社会は大変だと感じた。

高校を卒業後は、お客さんとして行ってみようと思っていたが、

私は一度も行っていない。

私が辞めてから、スタッフも大分入れ替わり、

店の雰囲気も変ったと友達から聞いたのが原因だった。

懐かしい自分のアルバイト先に行けないことは、寂しいなとも感じたが、

好きな人とは、辞めた今でも連絡を取り合っている。

これも宝だと感じる。

好きな人だけ会えばいい。

好きな人とだけ付き合っていけばいい。

大人になれば、そんな付き合い方も出てくると知った。