学生時代のバイト
高校時代の部活動を1年生の半ばで辞めた私は、それから卒業までの間にいろいろなバイトを経験した。
恥ずかしい話だが中には若気の至りで、気に入らないし面倒くさいからとすぐに辞めてしまったものや嘘をついて辞めてしまったものもある。
今思うと本当に申し訳なかったと思うのだが。仕事に対しての責任感など当時は全くなかったのだ。お金さえもらえればそれで良い。
そんな考えだったのだから、本当に若さとは恐ろしいものである。
それでもやはり、初めての「仕事をしてお金をもらう」という経験はとても嬉しいものだった。
そのお金でいったい何を買っていたのだろう。
今では一つも思い出せないから不思議だ。お菓子やジュース、ちょっとした化粧品代や友達とのカラオケ代に消えていたのだろう。
何一つとして残っていない。
そんなに裕福だったわけではないので、お小遣いもあまりもらえなかった。
「自分で自由に使えるお金がある」それだけで満足だったように思う。
バイトをして知り合った人もたくさんいたはずだが、今も連絡を取り合っている人は一人もいない。
ただ一つだけ学校の友達と一緒にやっていたバイトがあるので、「あの時はこうだったね。」とその子との会話で思い出話が出るだけだ。
こんな私でもあれから就職をして少しは仕事に対して責任感も芽生え、今に至る。
今は働いていないが、仕事をしていた時代は学生には少々困らされたものだ。いつの時代も学生達は、自由奔放である。